【株価】今週の状況~プロの個人投資家本を読んでみた~

最後の金曜日に500円以上上昇した日経平均株価であるが、そこからすると自身が所有している株式一式は全然乗り切れてない、ダメダメな週末を迎えた次第。勉強足らずである。(でも面倒なので結局しない・・・。)

先週の反省を活かし(と言うよりもこれまでの反省を活かし)、やはり自身の投資はダメだったということで「では次に何をするか」と考えた挙句、販売されたばかりの本を購入して読んでみた。本ブログの後半ではこの件について記録していこうと思う。

  1. 今週の結果
  2. 新規で増やした2銘柄とその理由

基本的に負けが込んでいるここ約1カ月半。本ブログ(ホームページ)の基本理念を全く守れていないていたらく状態。ホント、文字通り1憶円なんて夢のまた夢ですわぁ。

1.今週の結果

日経平均株価は金曜日に上昇。これで1カ月半前と比較すると約10%程度のダウンということになるだろうか。記録を見てみると、10月4日の時点で約24,000円。週末の時点で約22,200円、と言う事は約7.5%程度の下げ。

これに対して自分はどうだろうかとみてみた。これである。下の結果を参照して頂きたい。あきらかに日経平均株価より下げている。

一番頂点であったのは9月末頃。そこからあれよあれよとこの下落っぷり。笑えない下落率である。金額もどんどん下げ、昨年の「一点張りで下げまくっていた状態」と酷似しているという、「歴史は繰り返す」状態である。

銘柄別に見てみるとこのような状態となっている。

今週から買値より10%以上下げている銘柄について赤文字赤枠で囲ってみることにした。御覧頂いた通り、真っ赤っ赤である。我ながら酷い。この状況。

因みに全銘柄で合計すると約12.5%の評価金額である。前述したとおり、日経平均株価の下げ率は約7.5%であるからそれより大幅に下げていることがわかる。10%以上どころか、30%近い下げとなっている銘柄にたくさん突っ込んでいることが確認出来る。

株は売りさえしなければ実質的な損にはならないが、長期で見た時に果たして上がるかどうかの見極めが難しい。

いかん、このままでは以前の自分から全く進展していない、何かヒントを見つけて少しでも残り少ない資金ではあるが、別の銘柄に投資を開始しないと・・・と思ってはじめた銘柄が今週から2つほど増えている。

2.新規で増やした2銘柄とその理由

基本的にどうやってなけなしの資産を用いて資産増を図るのか。博打要素的にいくのであればFXなどの信用取引を駆使してレバレッジをきかせて・・・などが思いつくが、どう考えても勝算が無い。

そもそも、たいした勉強もしていないし日頃の仕事が忙しい(と言うことを言い訳にして)ので、イチイチ企業研究して、先読みしてその企業に投資、と言うこともこれまた面倒くさい。

もっと手軽に何かないものか、と言って選んでいるのがいわゆるテンバガー(10倍株)ねらいである。これも短期で見るのか中長期で見るのか意見がわかれるところだと思うが、基本的には1年以内に何らかの成果が出てほしいなあー、と淡い期待で保持している次第。

数カ月ではなかなか見えづらい。でもそれではやはり目標とする金額には到底増えない。そうすると、テンバガーだけではもう、作戦上無理だ、例えばデイトレまではいかないが、数週間から数カ月の単位で何等か成果の見える投資方法は何かないものか、考えてしまう。

で、日経新聞を読んでいて広告欄に掲載されていた本に目が留まった。

「会社員をしつつ、株で元手40万から月250万ちょい稼いでいる件」と言うなんとも煽り満点のタイトルである。このテのタイトル本や雑誌はこれまでに何冊も読んできたのだが「騙されねぇぜ!」と思いつつさらにサブタイトルを見てみると「低リスクに年平均20~100%の利益 ど素人でも1日10分で出来る無敵の「イベント投資」と書かれていた。

「イベント投資」と言う言葉が聞きなれなかったので(その業界に詳しい人ならこの程度の投資方法は常識である、とこの本を読んで知ることになるのだが)、一体それはなんぞや?との思いでアマゾンでポチっとな。

既にアマゾンや他の情報サイトで感想文が掲載されまくっているが、単刀直入に筆者の感想を言おう。

「難しすぎて実行するの無理!!」

これである。「やっぱりか」と言った感想だ。この本の素晴らしい(ズルい)のは、本の冒頭がふわゆる系のマンガでスタートしている点である。筆者はタイトルだけで騙された購入した輩であるが、立ち読みで少しだけ読み進めた人はこの時点で購入してしまうのではないかと思われる。あのマンガが良くない。い、か、に、も、簡単そうに出来そう、と見える。

本は全11章で構成され、コンテンツ的には盛沢山である。個別のコンテンツについての説明は本ブログでは実施しないが、全体的に読んでいて感じたことは「比較的セミプロ向けだな」と言う点である。

勿論、「投資と言うのはそういうもので、楽して儲けるなんてことは出来ませんよ」との批判は百も承知。言い換えると「ここまでやらなと儲けるなんて甘いこと言いなさんな。」と突き放され感満載である。

 

例えば、である。投資初心者の人に「IPOプライマリー・セカンダリーでごりごり儲ける」とあるが、儲けられねぇよそんなの。この方法は他の投資雑誌にも記事的に普通に掲載されているような内容であり、「そういうものがあるのは知っていますが、実際どうやってやるの?」が毎回思うのだが、よくわからない。

読み進めてみると「なんとなく、こうやるんだな」と言った内容は掲載されているが「具体的に何をどうする」がわからないのだ。

「わからないあなたのレベルが低い」と言われてしまうとごめんなさい、なのだが本当にわからない。筆者はカブドットコムを使用しているのだが、何をどうしていいものかよくわからないのである。(だから勉強しないとね、とは感じている。)

他にも読んでみてよくわからなかったもの一つに「基本順張り、暴落は逆張り、二刀流で手堅く稼ぐ」と一見簡単に書いてあるように見えるが、読んでみるとその内容はプロ(セミプロ)が時間をかけて実施することとしか思えなかった。

全11章で構成されている内、8章以上は正直なところ、読んでも専門用語は多いわ、実行するにはこれだけ読んでもよくわからん(そこからまた更にたくさんの事を勉強する必要がある)ため、絶望しながら読み進めた次第。

「株を本格的に扱う機関投資家」か、「株が大好きで勉強をいとわず取り組んでいる素人でありながらその実、やり方はセミプロ級」の人には「あるある」な本であるが、筆者の様な「本当の初心者」にはちょっと使えないと言わざるを得ない。

ただ、それだけだと勿体ない。一つくらい、ここに書かれていることを実施して成功するかどうかを検証してみたいと思い、一つだけ検証を兼ねて実施してみることにした。それが第3章に掲載されていた「ほぼ必勝!株主優待先回りで絶対リターン」を試してみた次第。

この章に掲載されていた内容は極めてシンプルで、筆者でも書ける。それは、

「株主優待が充実している会社の株銘柄は決算の半年前程度の月が底であり、勇退の権利確定後に下がる、を繰り返すため、このタイミングで売買せよ」

と言うもの。極めてシンプルである。また、この章がさらに優しかったのは「具体的に決算月に対応した代表銘柄が掲載されているため、筆者の様な初心者はひたすらそこから「どれにするかな?」と選んでみるだけである。これは簡単だ。

そこで、そのままそこから2銘柄を選んで投資を開始してみた。「ハイデイ日高(7611)」「松屋フーズ(9887)」この2つをあえて選んだ。

理由は業績、タイミング、あとこの2銘柄であれば仮に優待券を手にしたとしてそのまま使える(家族にも渡せる)ためである。もっと資金があれば10倍程度投資するのになあ・・・と寂しい思い。今の自分ではこの程度の金額でいっぱいいっぱいである。

 

 

 

 

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