【ランチ】パスタをがっつり食べる

最近、和食だけでなくどうにもランチタイムに洋食を食べたいと思うようになった。これまでの昼食ローテーションは「定食→そば→寿司→ラーメン→定食→endless」だったため、基本的に洋食を食べる事は無かった。

あっさりしたものが良い、との事で洋食をあまり食べていなかったのだがおそらくこれは秋になったからだろうと思う。とりわけ、ジムに行ってデトックスした翌日に食べたくなる。

と言うことで、場所はバラバラだが仕事で行ったついででのパスタを記録しておく。基本コンセプトは「おいしい ボリューム満点 安い」の3点セット。某牛丼屋のようなコンセプトだがランチなんてそんなもんで十分だろうということで。直近の3件をこの記事では記録する。

ビバリー 有楽町ビル店

有楽町のオフィス街にあるアメリカン居酒屋、なのだが昼食時はほぼパスタ専門の店になる。「有楽町ビル2F」にある。ビックカメラの目の前のビルである。

この店のランチの特徴は「同じ値段でパスタの量を選べる」というもの。

M、L、LL、MEGAとある。M:200g L:300g LL:400g MEGA:600g

これは本当に悩んだ。Lで十分か?いや、足らないからサイドメニューのサラダとドリンクをつけるという手もあるな。やっぱりパスタをたくさん食べたい。そういうわけでLL(400g)にしよう、と決めた次第。

ランチメニュー ホームページや食べログを見るとナポリタンが多数派か

この日は夜遅くまで食べる時間が無い、とわかっていたのであえて量の多いLLを、ただしあまり匂いがしてもよくないのでクリーム系で・・・との選択から「スモークサーモンとトレビスのトマトクリームソース」にしたのだが。こんな感じである。

スモークサーモンの塩気が絶妙 普通に旨すぎ!

ここでエピソードをひとつ。

筆者は基本的に「塩味がキツめ」が好きな高血圧タイプである。たいていのパスタ屋は塩味はわりとひかえめである(と、筆者は感じている)ため、近くにおいてある塩を追加で少し振りかけるのだが。この店は目の前にはその塩が無く。

仕方が無いので店員さんに声をかけて「すいません、塩をとっていただけませんか。」とお願いした。店員さんはこころよく塩をとってくれ、「あの、ごめんなさい、うすかったですか?」と心配そう。「あ、いえ、そんなこと無いのですが・・・。ありがとうございます。」と言って、サッサッと塩をふりかけ、一口食べて「うん、これだよな。」と思ってもぐもぐしていたら。

その店の店長らしき人が後ろからやってくるやいないや「申し訳ありません、あの、すぐに、1分ぐらいですぐに作り直すので、そのお皿をいただいてよろしいでしょうか?」と物凄い剣幕(と言っても別に怒っているなどの表情ではない)。よろしいでしょうか?と言いつつも手は既にこちらの皿にのびてしまっているので、「いえ、大丈夫です、このまま食べますよ?」と応戦したが「いえ、本当に申し訳ありません、すぐに持ってきます。お待ちください。」と慌てて厨房にその皿を下げていった。

すると本当にほぼジャスト1分後ぐらいに、新しく作り直されたものを持ってきてくれた。上記の添付写真はその時のものである。食べてみると「うん、これだよ。」と言える塩気。旨い・・・旨かった。400gをしっかり全部食べ切ってしまった。

あの店長らしき人の対応、素晴らしかった。

自分が入口近くのカウンターで一人で食べていて。まわりが誰も頼まないのに、塩をたのんでしかも店員さんに「ちょっと薄いです」のような事を言っていたことで、ひょっとして店舗グループのスーパーバイザーか何かと勘違いされたのだろうか?

そうでなければあの対応、素晴らしいとしか言いようがない。

店内は昼食時間中、常に満席でにぎやかだった。客層も女性から年配の男性まで幅広く、この店を知っている人が別の人を紹介して一緒に来ている・・・そんな傾向がみられた。是非、一度行ってみていただきたい。

焼きスパ ローマ軒&ローマ酒場 八重洲店

こちらは比較的事務所の近くにある店だが、狭いうえにいつも満席のため、なかなか入ることが出来なかったが初トライ。基本的なメニューは上記のビバリーに似ており、基本的にパスタのみである。

コンセプトも似通っており、要は「同じ値段でパスタのサイズを変えられる」というもの。このテのコンセプトになるとやっぱり男性の客が多く、総じて大盛りを頼んでいる人が多かった。

パスタの特徴は「焼きパスタ」であること。筆者が頼んだパスタは「カルボナーラ」であるが、それすらも焼きパスタと言う一風変わった店。

カルボナーラなのに「焼き」? うーん・・・

麺はやや中太面でボリュームはある。テーブルには粉チーズが大量に入ったおおきな筒が置かれており、かけ放題である。

カルボナーラを頼んでいる人は実は少なく、和風のパスタを頼んでいる人がまわりに多かった。

味は旨いことは旨いが・・・並み?と言うのが正直な感想。カルボナーラなのに「焼き」なのでこれがややミスマッチだと感じた。(ただし、味は普通に旨い)

あんまりにもクリームっぽくないので粉チーズをガンガンかけて(2回も3回も4回も)元の味がわからなくなるという始末。

あと、この店は昼間に来ると店員は狭い店内でありながら結構いるのだが、それにしても頼んでから出てくるのにおそらく15~20分ぐらいかかった記憶である。厨房が狭いということもあるのだろうが、あの出てくる遅さはちょっと・・・。因みに料金は前払い。

まあ、「おいしい ボリューム満点 安い」のコンセプトには合致するので記録しておく。

西新宿のスパゲティー屋 くぼやん

たまたま仕事で行った西新宿駅近く。時間はそこそこあったし、どうしてもパスタが食べたくなった・・ということで徘徊していたらあるではないか、該当しそうな店が。

店はL字型のカウンターのみでナポリタンが名物そう、ということはわかった。店内に入ると自動券売機があり、みんなそこで買っていく。自動券売機がどうしても好きになれないのだが(早く買え、と言われているようで好きになれない・・)、もう迷うことなくナポリタンを選択。通常の量では物足らないと思ったので「大盛」で購入。

他の人の皿を見て「半熟卵」をみんなオーダーしていることに気づく。

あの見た目で半熟卵を頼まないのは非国民であると感じた筆者は、追加で半熟卵も購入し、半券をカウンター越しに渡した。

それなりに待ったが前述のローマ軒ほどでもない。10分程度待った後、運ばれてきた皿を見て思った。「これは旨いだろう」

ナポリタン(600円)大盛(150円)半熟たまご(100円)

麺はかなり太目。ビックリするぐらいのモッチリであるが、味はしっかり。全体的な味のまとまりが良く、いわゆるチェーン店的な味ではない。個店の味である。

断言してよい。このナポリタン、滅茶苦茶旨い。是非一度行ってみていただきたい店である。隠れた名店だと思う。

 

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