【グルメ】長崎でひとり居酒屋
仕事で初めて長崎へ。
因みに仕事だけではなく、人生初の長崎。日帰りで帰れなくも無かったのだが、あまりに急ぎのスケジュールになってしまうし、何より体力的にしんどいこと、それにせっかく来たのなら少しくらい観光して帰ろう、との意向から今回は1泊2日で。
そうなるとどうしても晩ご飯に困ってしまう。ここで知り合いや同僚、または彼女でもいれば良いのだがあいにくのひとりぼっちである。しょうがない。昼間はせっかく長崎に来たにも関わらず、時間が無かったため、ローソンで購入したおにぎりとからあげくん(レッド)で済ませたという悲しい結果となっていた。
そこで、せっかくだから夜ぐらいマトモに食べるか、いや、飲むか!(^O^)と言うことでぐだぐだホテルの周りを徘徊。かなり徘徊。約1時間程度。ちなみに利用したホテルは「ドーミーイン長崎」と言うチェーン店、ドーミーインは石川県の金沢駅前で大変お世話になった高いサービス力のあるビジネスホテルなのだが、長崎は初めて。
さて、最終的に利用したお店だが「赤目(AKAME)」と言うところ。「銅座」と呼ばれる長崎繁華街エリアの一角にある小綺麗な居酒屋・・・と言うより、基本的には鉄板焼き屋。ほかに海鮮ものもある、日本酒もある、とわかったので入ってみた次第。
店に入った時間は20:00頃だったので第1陣が出た後だったのか、L字型のカウンター席の末席にすんなり座ることができた。
結論から言おう。「うまい。」
ここ、孤独のグルメで十分番組組めるだけの内容を秘めていると言わざるを得ない。メニューとしても豊富だし、肉、魚、と選べるのでどちらを食べたい人がいても対応が出来る。
しかもこの店、酒のメニューが豊富である。滅茶苦茶多いわけではないのだが、相応の種類を置いているため、酒好きにも楽しい店である。
筆者は「お刺身5点盛り合わせ」の他、「秋茄子と海老の揚げ出し」「金河豚の唐揚げ」「するめいか肝和え」を頼んだ。ハッキリ言おう。どれもこれもうまかった。


かるく揚げてある秋茄子と海老にダシをかけてある。普通に旨すぎ!!



これはいけない。飲まざるを得ない。
一杯目は当然、生ビールを飲んだのだが、そのあとに日本酒を合計4杯も頼んでしまった・・・(それでも二日酔いもなく、スッキリ)。
この店、店員さんが優しくて気が利く。日本酒が無くなってひとり「うーん、どうしよう?」と心の中で考えていたら「どうします?次に何か飲まれますか?」と声をかけられる。しかも女性スタッフに。飲まずにはいられない。
ただ、今回はひとりぼっちだったのでひたすら飲むしかない。やること無いので、ひたすらラインをやってバーチャルコミュニケーションを図りながら、カウンター越しに料理人の料理する様をずっと眺めていた。これはこれで面白い。この店は普通のテーブル席もあるが、カウンターの方が楽しいと思う。
約2時間ほど滞在したのだが、その間に来たのはほとんどがカップル客である。いや、全数カップル客だった。ちくしょう。そんな孤独な自分を気遣ってか、やけに店員さんが優しかった・・・。
何もかも満足して、ご馳走様でした。
唯一の欠点(?)はやはり値段がやや高めということだろうか。家族で来るには敷居が高いと思われる。食べログにも記載されているが、だいたい5,000円/人と考えた方がよい。
ボリュームは料理によって違うと思うが全体的に小振りである。酒は都会エリアよりも安いと思うが、それほどでもない。

前述の通り、味は抜群に良い。雰囲気も良い。店員さんの態度もよい。しかもホテル(ドーミーイン長崎)からも近い。と、わりとあるある尽くし。
出張で自分へのご褒美だとか、カップルでのディナーに最適と思う。
<翌日の観光>
せっかく宿泊したので早く帰宅するのも勿体ない。そこで、午前中だけ少し観光しよう、ということで街並みを少し歩いた。なるほど、事前に聞いていたとおり、全体的に大きくない。ただ、坂道が多い。また、せっかくなので歴史を感じるべく、グラバー園を訪問。

向こう側に見えるは日本最強のヘビーインダストリーメーカー、三菱重工業である。






長崎市内は路面電車が走っており、移動は路面電車かバスが主体である。明るい時間帯は路面電車が走る長閑な景色だな、と思ったが、夜の繁華街を歩くと「寂しい」。具体的には「人が少ない」と感じた。やはり製造業を中心として発展した街なみゆえ、同製造業が衰退するとともに、繁華街も寂しくなっていったのかな、と感じた。スナック等も金曜日の夜と言うのに、とてもたくさんの人が入っていってるようには見えなかった・・・。