【グルメ】ジャンボおしどり寿司

関東の知っている人は知っている「ジャンボおしどり寿司」

いやー久々に行った。味は本当に美味しい。辻堂店だったのだがあの値段であのクオリティはなかなかだ。

今日は日曜日だが「祝日ランチ」なるものがあり、1680円でお椀付・茶碗蒸し・デザート付きでこれだ。御覧頂きたい。

まぐろは中トロでうに、いくらもある。この内容で1,680円は破格だ!ビールも日本酒も頼んじまうぜ!!

いやーびっくりした。なかなかの満足度である。これで行かない理由があるだろうか いや ない(反語) 

 

さて、ここがなぜ有名なのかというと「おいしい!」「回転ずしとしては老舗!」ではなく、民事再生法が適用されたから。

そりゃそうでしょう。100円均一回転ずしのクオリティが上がって「外食業界で唯一伸びているのは100円均一回転ずしぐらいだ!」と言われている中で未だに1皿200円とか500円とかの価格帯を狙って営業していたので。その昔、100円均一寿司はおいしくなかった、いや、マズかった。スシローなんかも売り出し当初はとにかくマズかったのを覚えている(今からもう20年ぐらい前だが・・・)。それが徐々にクオリティが上がり、今は普通に美味しい。正直なところ、マズかったらあそこまで人は入らないし伸びてないと思う。一方で、100円均一でないところは美味しいことは美味しい。それは前からだった。ただ一皿300円や500円するようだと、家族4人で食べにいったらあっという間に10,000円以上してしまう。裕福な人にはそんな悩みは皆無だろうが、筆者程度の可処分所得であると300円、500円の皿はそれだけで「気になってしまう」。ついつい積算してしまうのだ(貧乏根性丸出しか)。常に値段を気にして食べているのは凄くストレスだ。あらかじめ「もう今日はいくらだも良いよ!」と言ってもやはり気になるものは気になる。それに、似たようなクオリティ(つまり、味)で価格差が3倍も5倍も違うとよほど裕福な人は別として「だったら100円の方でいいや」と考えるはずだ。と、なるとジャンボおしどり寿司のような業態は「100円均一とは違う、圧倒的な何か、例えば味やクオリティで差をつける」事ができなければ負けてしまう事はわかっていた。

競合先は100円均一に限らない。今時はスーパーでも良質の寿司パックが安価で買える。スーパーで売られている寿司のシャリや巻物は今やほとんどが自動機械で作られており、一定のクオリティが得られるのでジャンボおしどり寿司にとっては本当にキツイ戦いを強いられたのだと思う。

ここでマーケティングやターゲッティングの難しさ、過去の栄光を忘れられない、変われない難しさを本当に思う。仕事がら、東京商工リサーチや帝国データバンクの情報などを見ることがあるが近年「100年企業」などもあえなく倒産しているケースを見る。特に古い業種が多いが「食べ物」系も多くなってきた。本当に「創業、明治○○年」の企業があえなく店をたたむ事態になってきているのだ。内容を読んでみると人気商材は未だに人気だったりする。会社は倒産してもそのまま他の会社に買われたり、外資系に乗っ取られたりと様々だ。

ジャンボおしどり寿司が民事再生法申請に至った経緯はここでは省略するが、社内でのいざこざ(経営層と従業員の確執)を見ると、本当、他人事ではないな、と思う。みんな過去の栄光にすがりたいし、とにかく「変わりたくない」のだ。でもそこに落とし穴がある。時代は変わってるし、環境はどんどん変わる。それに適用していけるものだけが生き残るのだ。生物だって企業だって同じこと。成熟した企業ほどこの罠にハマってしまうと、いろんなビジネス書に記載されている。変わり続けるには勇気がいるからだ。

よく、自分の仕事をしている中で『もしも自分が社長(経営層)だったら』という視点で考えるようにしている。(それもこれも、自分が尊敬する著者の影響であるが。)今回の様な場合だったらどうしようか。

まず事業ドメインを把握して、「自社の強み・弱み」を把握して、マーケットのセグメントを理解して・・・と、”教科書通り”の事を実践したらはたして生き残れたのだろうか。いや、たぶんそれだけでは生き残れないだろう。強力なリーダーシップのもと、考え抜かれた戦略を実行しきる継続力が無ければ。

答えは無いけど、やはりこのテの商売で生き残るのは「差別化」しかないのでは。クオリティで勝負、と言ってもチェーン展開では限界があるし確立された業態であるからそこは難しい。となると「ターゲット層を明確にしたメニュー戦略」や「お客様を呼び込む広告」をどうやってうつか、が勝負の決め手では?・・・と、考える今日この頃。

そう言う事を考えるのが、最近楽しいんだよなー・・・。

今日行ったジャンボおしどり寿司の寿司は本当に美味しかった。たまたま今日は娘と二人と行ったのだが、普段100円均一しか行かないため娘にとっては「特別贅沢なもの」に見えたらしく(笑)、満足度が高かった事は言うまでもない。ちゃんと職人が握って、ゲタに乗って、ネタも大きい。本物の寿司屋である。もういっそのこと、回転をやめてしまえばいいのでは、とすら思える。回転はやめて普通にオーダーメイドで頼む形態にし、ゲタに乗せるバージョンを増やすなど工夫次第で絶対客足は戻せると思う。

美味しかったです。(^O^)/

当然、ビールの次は日本酒飲みますた!!(*^▽^*)



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